IT練習ノート

IT関連で調べたこと(実際は嵌ったこと)を書いています。

CPUの作り方

CPUの創りかた

CPUの創りかた

  • 読者が具体的なイメージを持って理解出来るように、文章が工夫されている。

  • 準備は必要最低限に絞っている。

    • ともかくその時点の知識で、まずは1bit CPUを作ってみる。
  • 前半の方は、必要最小限のアナログの説明もされている。

  • 6章からがCPUの説明

  • プルアップ(プルダウン)->CRフィルタ->チャタリング防止->シュミットトリガ->リセット回路の説明の流れが秀逸

    • ただし、シュミットトリガの説明は天下り
  • ROMを自作するので、ROMの基本的な構造が具体的にわかる。

    • ROMプログラムを格納する場所という(完全に間違いではないが)杓子定規に解釈すると誤解を招く表現の正しい解釈の説明がある。
  • P.132-P.134の配線パターンの部分はよくわからなかった。実際に自作するときは苦労しそう。

  • 前提知識

  • 数値の大小関係の判断 -> キャリーの有無で判断

  • ドライブ能力の説明あり

  • 引用

    • 転送の途中に演算回路があれば演算命令に化けるだけ (p.171)